極真会館分裂
僕が本部直轄神田道場に入門したのが1994年。当時、極真会館は館長の大山倍達総裁が亡くなり会館が分裂してしまった後でした。もめてもめてひどかったですね。今も解決出来てないからこれから先どうなることやら。
末端の道場生はどうしたらいいのか?不安でした。ていうか今も不安なんですけど。。。
黒澤の組手スタイル
そして80年代、90年代、極真空手の世界大会、全日本大会で旋風を巻き起こしたのが下段廻し蹴り、いわゆるローキックで一本勝ちを山を築いた黒澤浩樹だった。
一本勝ちよりポイント狙いで勝つパターンになっていた全日本でひたすら一本勝ちにこだわった。勝って絵になる、負けても絵になる。こういう選手はいなかったですね。
だからこそ極真会館の選手だけでなく僕のような一般道場生、しかも壮年部のおっさんには心に響いたんです。
黒澤浩樹のどんどん前に進んでいく弾丸のようにローキックを繰り出す姿に惚れ、自分もまだ若いもんには負けない!って20代の若い道場生に体力で負けるものの気合、押忍の精神だとカラダでぶつかっていった。
それでケガした事も多かったけど黒澤浩樹みたいになりたいって自分を重ねていました。動画を貼っておくので見てください。
ビデオ・本「城西テクニック」
当時、試合に勝つためのテクニックとして黒澤浩樹の所属していた城西支部から教本とビデオが出ていて僕も買いました。黒澤浩樹がビデオの中でローキックを見せていてそりゃ興奮しました。
毎日の稽古でこの城西テクニックを随分練習しましたね。久しぶりに今日観るかな^ ^
拳が折れてるのに試合に出る
全日本大会で拳を試合中に折ってしまったのに棄権せず折れた拳でパンチを出している姿に「黒澤やめてくれ〜」と思いつつ「頑張れ!」と涙しながら応援していた。あれは本当に感動したな。
結局、最後は極真から独立してしまって悲しかったけど。それでも門下生は極真から離れた黒澤浩樹を崇拝してるしそれこそ自分みたいに黒澤信者のおっさんは多いと思う。
もうあのローキックを見れないのは寂しいが、僕の心の中には亡くなったアンディ・フグ以上に生き続けるだろう。
https://matome.naver.jp/odai/2146511617960890801
アスリートは短命か?
スポーツ界のスーパースターが平均寿命より早く亡くなってるのはなぜ?
「人間の心臓は一生で23億回脈を打つ」そういう研究結果が出てるのでそうなるとアスリートは競技中、心拍数が上がるから一般人より脈を多く打つ。
だから早死にするのか?諸説あるようだがあながち外れてもいませんよね。そう考えると野球評論家の張本勲さんは76歳で「喝!」。めちゃ元気だ。
さよなら黒澤浩樹 でも、僕の極真魂の中に永遠に生き続けています。合掌。]]>
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